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被扶養者になれる人の範囲

 健康保険では、被保険者の収入で生計を立てている一定の範囲の扶養家族についても給付を行っています。この扶養家族を「被扶養者」と呼びます。
 被扶養者になれる人は原則として国内居住者に限られます。ただし、海外に居住していても留学している学生など生活の基礎が国内にあると認められた場合は、例外として認定されます。
 また他にも一定の条件が必要になります。


●被扶養者になるには健保組合の認定を受ける

 家族が健康保険の被扶養者になるためには、会社を通じて健保組合に届け出ます(「被扶養者(異動)届」「扶養を必要とする理由書」)。健保組合の認定を受けてはじめて、健康保険の被扶養者として保険証が使えることになります。
 被保険者に子供が産まれたり、子どもが就職して独立したり、死亡したりして、被保険者との生計維持関係や同居の条件が変わったときには、その都度健保組合に届け出ます。


●3親等以内で被保険者の収入で生計を維持していることが条件

 健康保険では、被保険者だけでなく、その家族(被扶養者)も病気・けがのときの医療はもちろん、出産、死亡などのときの保険給付を受け取ることができます。被扶養者は、被保険者の3親等以内の親族で、「主として被保険者の収入で生計を維持している」扶養家族であることが必要です。


●被扶養者の年収は130万円未満が条件

 「主として被保険者の収入で生計を維持している」というのには、次のような条件を満たしていることが必要です。
1、被保険者と同居している場合は扶養されている人の年収が130万円未満で、それが被保険者の年収の2分の1未満であること
2、被保険者と別居している場合は、扶養されている人の年収が130万円未満で、それが被保険者からの仕送額(援助額)を下回っていることが原則です。


●16歳以上の人は、扶養されている証明が必要

 ふつう16歳の人が被扶養者になるには、被保険者に扶養されていることを証明する書類を提出することになっています。
【学生】
 在学証明書
【身体障害者】
 身体障害者手帳の写し、医師の証明書等
【年金生活者】
 所得額の証明書(市区町村長の発行)、
 恩給、年金証書または裁定通知等の写し
【無職、無収入の人】
 非課税証明書(市区町村長の発行)
【その他】
 住民票、退職証明書等


●被扶養者になれる人

(1)被保険者と同居していても別居していてもよい人(下表の赤枠内の人)
・配偶者(内縁関係も可)
・子、孫
・兄・姉
・弟・妹
・父母、祖父母などの被保険者の直系尊属

(2)被保険者と同居していることが条件になる人
・(1)以外の3親等内の親族
・被保険者の配偶者(内縁関係も可)の父母、連れ子
・配偶者(内縁関係も可)死亡後の父母、連れ子


被扶養者の範囲図

上記により被扶養者の認定を行いますが、個々の具体的事情に照らしもっとも妥当と思われる認定を健保組合が行います。


*数字は親等数を表わします。




被扶養者(異動)届 各事業所健保担当者から入手ください。
扶養を必要とする理由書 PDF版

書類提出上の注意

A4用紙で全てのページをプリントアウトして使用してください。
プリントアウト後、自筆署名・捺印のうえ直接、健保組合に提出してください。

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